和歌山県海南市の紀州漆器協同組合青年部(池原弘貴部長)が、競技用自転車の後輪ホイールカバーに伝統技術の「研ぎ出し呂色仕上げ」を施した。市内で11月6、7日に開かれる「紀州漆器まつり」で展示される。
研ぎ出し呂色仕上げは、緑、青、赤など10種類の漆を塗り重ね、最後に研ぎ出す手法。青年部は8月から制作に取り組み、週2回、仕事を終えた後、5~10人の部員が約2カ月かけて制作した。
自転車は和歌山市芝ノ丁、自営業、野手泰行さん(60)が寄贈した。野手さんは昭和41年の大分国体の自転車競技に出場。練習用に購入した車体の一部に、海南市の漆器業者が「流し杢」という独特な漆塗りの技法を施した。
同青年部は、“里帰り”した自転車に手を加え、まつりのPRにつなげようと企画。野手さんも長年愛用した自転車を、縁があった組合に寄贈した。
同組合は「今ではほとんど使われていない『流し杢』の技法を知ってもらうことで業界の活性化につなげたい。また、青年部の技術の高さをPRできれば」と話している。
漆塗りとかすっごいなー。
三重県桑名市でバイク「ハーレーダビッドソン」の専門店を営む水谷カズトシさん(43)が、米国でのバイクのスピードレースで時速234.67キロの世界記録を出した。初挑戦での達成に自信を得て、「バイクに改良の余地がある。250キロはいける」と来年も挑む意気込みを見せている。
レースは8月28日~9月2日に米ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで開かれた。同地でのレースは半世紀以上の歴史を持つ。複数あるレースのうち、7回目となる「BUBモーターサイクル・スピード・トライアル」に挑戦し、快挙を成し遂げた。
水谷さんが参加したのは、「1650M―PG」という50年以上前からあるエンジン形式のクラス。約412平方キロの広大な「塩の平原」を6マイル(約9.65キロ)走行し、中間の1マイル計測区間の平均時速の速さを競った。6日間のレース期間中は何度でも走行できるが、「最初の1本は、スピードと振動で生きた心地がしませんでした」。
頭をタンクに近づけて上目づかいに突っ走った。4日目に往路で出した時速は241.54キロ。上越新幹線の最高速度(240キロ)に匹敵する速さだった。往復の平均時速は234.67キロ。国際モーターサイクリズム連盟に世界記録と認定された。
水谷さんがバイクに乗り始めたのは18歳。環境アセスメント会社を経営しながら、休みにはハーレーを乗り回した。2006年にバイクのガレージを改装して店を開業し、約1年半前、バイク部品会社の社長から「レースに出てみないか」と誘われた。
「限界に挑戦したい。自分が作ったバイクで最高速のレースに出よう」と決断した。愛車の89年式ハーレーダビッドソンFXLRのエンジンを1550ccに積み替え、車体のフレームを強化。日本で客に提供しているようにバランスに気を配り、耐久性とパワーに優れたエンジンを組んだ。改造には半年を費やし、渡航費用なども含め約1千万円かかったという。
レース前の車検で「タイヤのバルブが金属製ではない」と不合格にされそうになったが、他の出場者から部品をもらって乗り切った。ハーレー乗りの参加者からは「困ったことがあったら何でも言ってくれ」と励まされた。水谷さんは「周囲の助けがなかったら記録は出せなかった」と話す。
ロードレース専門誌「ライディングスポーツ」の青木淳編集長は「ハーレーのエンジンは戦前からあるような古い形式。そのエンジンのクラスでこの速度を出すのはすごい。国内には場所もなく、最高速レースに挑戦する日本人は少ないが、歴史のあるアメリカで記録を作ったことは素晴らしい」と話した。(姫野直行)
この人すごいなぁ
10月25日、岐阜県のユニオートによって輸入販売されることが発表された米国エレクトリック・モータースポート社の電動バイクは、コンポーネントチェンジやコンピュータセッティングが簡単にできることが特徴のひとつになっている。
コンポーネントはバッテリーが鉛・ニッケル水素・リチウムイオンの3タイプで、モーターは低速型・標準型・高速型、ギアは低速型・標準型・高速型を用意する。加速重視型に仕立てるにはリチウム+低速モーター+低速ギアの組み合わせにするなど、ミニ四駆に近い感覚で自身のバイクを自在にセッティングできるという。
コンピュータセッティングは、ウィンドウズPCを使うことが可能。車両とPCをリンクさせ、スロットル開度、回生ブレーキ、出力曲線などを変えることができるほか、バッテリー状態分析やエラー検出機能も備えている。
日本における電動バイクの登録は、ガソリン50cc以下と同じ原付一種はモーター出力0.6kW以下であることが定められているが、それ以上については出力にかかわらず、すべてガソリン車の126~250ccと同じ軽二輪として扱われる。したがってセッティングの許容範囲はガソリン車より高いそうだ。
同社が使うリチウムイオン電池は米国運輸省承認の製品で、発熱量が少なく、気温や湿度などによる影響も少ないとのこと。またBMS(バッテリー・マネージメント・システム)は、電池残量が20%になると出力を半分に絞るなど独自の機能を内蔵している。
電動バイクの時代、もう始まってるんだなぁ。
二輪車最大手のホンダは、中型バイクを初めてタイから「逆輸入」する。原付きバイクなどは中国や台湾からの逆輸入が一般的だが、価格が高めの中型車も、人件費が安い新興国から輸入する。最大手のホンダが逆輸入を拡大し、バイク生産はさらに海外へ移りそうだ。
ホンダは今週、タイで排気量250ccの新型バイクを発表する。1980年代に国内で人気だった「CBR250R」は当時のモデルの名前を復活させ、タイから東南アジア各国、日本など世界中に輸出する。
ホンダが250cc以上のバイクで、海外生産品を日本で販売するのは初めて。同じクラスの価格は50万円台だが、タイでの生産費用の低さを生かし、40万円台に下げる方針だ。
ホンダは2000年代初めから原付きバイクを中国から輸入しているが、それ以外のバイクは国産品にこだわってきた。ただ、今年3月に125ccのスクーター「PCX」をタイから輸入。国内での年間販売目標は8千台だったが、発売後3週間の受注台数は7400台にのぼった。価格を同じクラスの中では安い30万円以下にしたのが人気を呼んでいる。
国内の二輪車市場は、96年度の122万台から09年度には37万台まで縮小した。ホンダは熊本県と静岡県にあったバイクの生産拠点を08年から熊本にまとめた。一方、新興国では中型バイクの需要が伸びており、タイでの生産を強化している。中型バイクも日本で生産する車種を増やすより、タイから輸入する方が効率が良いと判断した。
もう日本ではつくらなくなっちゃったんだなぁ
真鍋モータース(香川県三豊市)は、故障などで使用できなくなった原付バイクを改良し、電動バイクとして再利用する事業を始めた。既存の車体を活用することで低コスト化を実現。電動バイクはランニングコストが安く、騒音もほとんどないことから配送業者や通勤利用者らの需要を見込んでいる。
デリバリー業や酒屋、新聞配達などで利用する重量物配送用の原付バイクは燃費が悪く、車体の実働期間も短いことから、同社は電動化の需要があると判断。また、騒音の低減を求める声もあり、双方を解決できる同事業に着目した。
電動バイク776件の電気代は走行1キロ当たり1円で、バッテリーの交換は5年程度という。同社で車体のエンジンや燃料タンク、マフラーなどを取り外し、電動用のバッテリーやモーターを装着する。これまでに試作品を製造し、改良を続けており、費用は車体や部品の価格によるが15~20万円を想定。改良期間は2、3週間を予定している。
これすげええええええええ
川崎重工業(神戸市中央区)は11月15日から、今年8月に国内向けに発売したスポーツバイク40件「Ninja400R」(排気量約400cc)に、車輪がロックして滑るのを防止するアンチロックブレーキシステム(ABS)を標準装備した「400R ABS」=を追加し、販売する。国内向け二輪車にABSを標準装備するのは15年ぶり。400Rは、1千cc近い大排気量が中心だったニンジャシリーズで初の400cc級として発売。年間1800台の販売目標に対し、9月末までの2カ月間で約700台が売れ、好調という。ABS機種を加え、さらに購買層の拡大を図る。
「400R ABS」の希望小売価格は71万9千円で、ABSなしに比べ約1割高い。年間300台の販売を目指す。
バイクにABSって効くのかな?
[マドリード 13日 ロイター] オートバイレースのモトGP、レプソル・ホンダ所属のダニ・ペドロサ(スペイン)は13日、オーストラリアGPからレースに復帰することを明らかにした。
ペドロサは2週間前に行われた日本GPでの事故で鎖骨を骨折。手術を受ける必要があったため、10日のマレーシアGPを欠場していた。
ペドロサは「手術は成功した。(患部固定の)プレートがうまく守ってくれているから鎖骨には問題はないが、首や肩が凝る」とコメント。
今季のモトGPでは、すでにホルヘ・ロレンソ(スペイン)の優勝が決定しているが、ペドロサは「優勝は決まったが、まだ終わっていない。われわれの目標は2位に入ることだ」と語り、レースに意欲を燃やしている。
ペドロサかっこいい!!!
蓄電池とモーターで走る電動バイクに普及の兆しが出てきた。これまでは輸入車や新興企業製の販売が中心だったが、二輪車大手が相次ぎ本格参入する。ただ、特別な品質基準はなく、国内で何台走っているかさえ正確なところは分からない。安全面は大丈夫か。
乗り心地を一言で言えば「すーっ」。首都圏を皮切りに9月から売り出されたヤマハ発動機の電動バイク「EC―03」は、音は静かで振動も少ない。走り出しはまるで平行移動しているかのようだ。
柳弘之社長は「2020年までにさらに3~4車種投入し、世界シェアの2割を獲得する」と話す。来年には台湾や欧州でも販売。家庭のコンセントで約6時間かけフル充電すれば、約43キロ走れる。すでに300台超が売れた。09年に約38万台と、ピーク(82年)の1割に落ち込んだ国内二輪車市場の活性化に期待する。
これはガンバッテ欲しい。